はじめに
新人研修が終わり、
いよいよ現場に配属されました。
「研修も終わったけど、ITの仕事ができる気は一切しない」
そんな不安だけの状態で、
社会人としての本当のスタートを切ったつもりでした。
新人研修後、最初に任された仕事
配属されて、
最初に任された仕事は 議事録 でした。
お客様との打ち合わせに同席して、打ち合わせ内容を記録する仕事です。
いきなり技術要素の難しい作業を任されるより、
無難な仕事だと思っていました。
でも、会議で何を言っているのか分からない
実際に会議が始まると、
すぐにその考えは甘かったと気づきました。
話している内容が、
まーじで全く理解できなかったのです。
- 専門用語が多い
- 略称が多い
- 話の前提が分からない
- 誰が何を決めたいのか分からない
結果として、
打ち合わせ内容を記録するだけなのに、それが全くできない状態でした。
主語を省略されると、完全についていけない
特にきつかったのが、
主語や目的語を省略した会話でした。
「それ、次どうする?」
「じゃあ、あれは先で」
当時の自分には、
- それ=何?
- あれ=どれ?
- 誰がやるの?
という疑問しか浮かびませんでした。
会話についていけないまま、
議事録を書こうとしても、
当然まともな文章にはなりません。
提出した議事録は、ほとんど違うものに直されていた
会議が終わって、
自分のメモを見返すと、
ほとんど何も書けていませんでした。
単語がいくつか並んでいるだけで、文章として成り立っていない。
また、話している内容についていけてないので、後から会話内容を思い出すことも出来ない。
想像を膨らませながら、なんとか作成した議事録を先輩に提出してみましたが、
原型が無い程の全く異なる議事録に修正いただいてしまい、
これはまずい、、、焦ったのを覚えています。
本当はNGだけど、スマホのボイスレコーダーを使っていた
どうにか議事録を書けるようにしたくて、
一つだけ、良くないことをしていました。
スマホのボイスレコーダーで、
会議の音声を録音していたのです。
もちろん、
社内ルール的にはグレー、
というより 完全にNG でした。
でも当時は、
- このままじゃ仕事にならない
- 何も書けないまま提出するよりマシ
という気持ちの方が強かったです。
何度も聞き返して、やっと文章にしていた
会議が終わった後、
誰にもバレないようトイレで何度も音声を聞き返して、
「この部分は、こういう話だったのか」
「ここで決まったのはこれか」
と、少しずつ理解しながら、
なんとか議事録の形にしていました。
時間はものすごくかかりましたが、
それでも他に方法が思いつきませんでした。
今振り返って思うこと
今思えば、
最初から完璧な議事録を書ける新人なんて、
ほとんどいないと思います。
でも当時は、
「こんな簡単そうな仕事もできないのか」
と、自分を責めていました。
この頃から、
分からないことを分からないと言えない状態
が続いていった気がします。
余談
よくIT系の仕事をしている人は、
略称やカタカナの言葉を多く使い、
一般人にはついていけない話をするものと思われていると思いますが、、、
事実でした。
何も分からない素人からすると、感じ悪いと思ってしまうと思います。
私も議事録を書きながら、イライラしてしまってました。

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